Scrapbooking & Paper Craft
今、12時20分。夜の、夜中の12時
この時間に起きているのは、私にとっては日常なのだけれど、
今夜は少し違う。
今日が、私の誕生日。57歳になった…
ものすごく嬉しいわけでもないし、また1年歳をとってしまった。
時代は私を置いてけぼりにして、なんて早く流れているんだろう。
高校を卒業した後、月日の流れるのがなんと早いこと!
それまでずっと他人事のように生きてきて、高校を卒業したときに、
あれ?この生活がずっと続くと思ってた…のに
そう感じたことを、深く覚えている
それからの毎日は、なぜか他人事のようで、
高校生という時代は、自分のことだけを考えて暮らしていた…
最後の月日だった…
今になると、そんな感じがする。
懐かしい。その頃の自分が、なぜか、今、ものすごく懐かしい。
きっと色んなことを考えていたんだと思う。
口には出さず、とも。
そう、そこが今の世界と全く違う!
今の時代は、口に出さずとも、SNSなどを使って
心の中の何か「モヤモヤした気持ち」や
「かなりどす黒く、渦を巻いた状態など…」でも、
きっと、何かの形で外に吐き出すことができる。
昔は、アーティストになって別の形で吐き出すか、
自暴自棄になってお酒に溺れるか、不満をひっそり抱えて生きるか。
なかなか、人に発信するツールは少なかったように思う。
どちらの時代が良いのかはわからないけれど、
私が今思うことは、
高校生の時の、自分勝手な「自分」が
本当は何を考えて生きていたのか?知りたい。
けれど、断片的な葛藤しかわからない。
なんだか、それは少し、寂しい気がする。
あの頃の、自分も、今の私を形作っている「自分」だから。
今日は、何を思って、この真夜中にブログを書いているのかというと、
この気持ちを、残したくて。
後世の、私に、知らせたくて。
10年後の私をがっかりさせたくない。もしかすると、20年後かもしれない、けれど。
今、感じた気持ちを、残そうと思う。
そもそも、普通にスルーしたい日。誕生日。
「誕生日おめでとう!」と言われるのも、実は苦手。
何がおめでたいのか、よくわからないし、なんとも習慣的で、微妙。
だったけれど、
今夜は、少し違うんだ。
57年の、長い長い月日を生きてきて、
間違ったこともたくさんあるし、後悔もたくさんある。けれど、
「悪くない。この歳の取り方、全く私らしくて、悪くない」
そう思った…
発端は、今日、3人でホノルルへ出掛けて、久しぶりに歩いた。そして、疲れた…
前々から楽しみにしていた…日本人の主催する、年に一度のホノルルフェスティバル
午前中から計画をして、早々に会場に行って、盆踊りを何曲か踊って、
県人会の日本人の人たち数人と、日本語で話して、楽しかった…
そんなこんなで、家に着くと、ドッと疲れが出て、
2階のアトリエのカウチで、一人でうたた寝。
気がつくと、夜の9時!
そのまま何をする気力もなく、カウチでゴロゴロとスマホのゲームをやっていると…(病み中毒!)
夜の11時になって、主人が2階に上がってきて、「おやすみ」とベットへ行く。
その後、娘も上がってきた…そして、なぜか、私のカウチへ潜りこむ。
よそ目に、私はテレビを見ながら(True Colorsの最終回!)、まだゲームを続ける。
そして、ふと娘に「まだ寝ないの?」と聞くと、
「もう少しここにいる」という。はて、さて?
私の本音はと言うと、「True Colors」の最終回、一人で感動ドラマの世界に浸っていたいのにぃ。。。
そこで、思い出した…
「ふ〜ん!」とニヤニアしながら、知らないふりをした…
思い返すと、娘はいつも真っ先に!
私の誕生日に、「おめでとう!」といってくれる。
日本とハワイ、離れている時はLINEのメッセージで
(なぜか、私は誕生日の日になぜか忙しい💦 去年も、一人で日本に帰っていた。
同じ月の娘の誕生日にも、帰れず、初めて離れて祝った娘の誕生日だった。深く反省)
そもそも、私には誕生日という概念が、ずり落ちている。
私にとって誕生日は、子供のイベントなので、今となっては「ハイハイ!」という感じ…
だけど、娘は一番に「お誕生日おめでとう!」といってくれる。
私は、というと…今までは、「ハイハイ、ありがとうね!」と、
ケーキさえ食べられれば「OK!」そんな感じだったけれど。
夜11時から、夜中の12時になるまで、そばにいて、
誕生日の一番最初の「夜中の12時」になる、その時間に祝福するために、
横に座って、待っている。
娘の姿に、感動した…
カウントダウン
いよいよ30分前ごろから、「あと28分だよ!」、「あと19分だよ」
「あと8分だよ」と、なぜか中途半端な時間を告げてくる。
私はというと、片手にスマホゲーム、目はドラマ(最終回でウルウルしながら)
「ハーイ」「ハーイ」と上の空
そして、いよいよ「あと1分」というところで、「これは!」きちんとスマホの電源を切って。
娘に向き合い、「9、8、7、とカウントダウン」を始める。
12時になると、娘はなぜか…カウチの上で、正座して、
「お誕生日おめでとうございます」と三つ指をつく(おっ!)
私は「ありがとう!」と、その気持ちを前面で受け止めるべく、ガバッと両手を広げて待つけれど、
彼女は何度も、「お誕生日おめでとうございます」と三つ指で頭を下げる。笑
照れくさいのかな?笑
そんなジョークは、いらんのんじゃい!と無理やりガバッと抱きつく!
しばらくすると、「もう眠いから、おやすみぃ」というので、
「ありがとう」「おやすみ〜!」と言いながら、私のアトリエ部屋のドアまでお見送りすると

娘が部屋を出て行くときに、足を止めて何か見ている
私の本棚、
その目線は、新入りのトゥシューズ。しかも片方だけ。
ずっと靴箱の片隅に押しやられていて、かわいそうだったから、先日、
この「思い出の本棚」に格上げしたもの
☆こちらは以前にブログで書いた「古い思い出を飾っている本棚」
このトゥシューズは、私の体の軸を作ってくれたもの…
3歳から、思春期になる14歳くらいまで、ずっと続けてきたバレエ…
おかげさまで、どんなに体重が増えて、お腹がつきでても、
なぜか足だけは太らない。今では、ちょっと自慢の足…
そして、私の行きたいところに連れて行ってくれる。丈夫な足…
そのトゥシューズを見ながら、娘と少しそんな話をして。
娘が「眠い〜」と自分のベットに入っていった。私も「おやすみ」
それまで娘が座っていたカウチの背もたれには、
作ったばかりのスクラップブックのページの束が置いてあり、
その前のコーヒーテーブルには、作りかけのスクラップブックのレイアウトが、
少し前の会話で「これにね、明日の写真を入れようと思うんだ!」という状態で置いてある。

混沌と、雑然と、
いろんな場所に、スクラップブックのページが放置してある!
Youtubeのビデオを作るために、写真を撮ったり、しまったり、また取り出したりするので、
ぞんざいにカウチの背もたれのところに、危うげに乗っかっていたり…

椅子に順序よくも、危なげに積み重なっていたり、と、

一向に片付く気配がない、私のクラフト部屋。。。
普段なら、「ハぁ」とため息が溢れてしまう部屋も、
こうやってじっくり、ただ、見回してみると、家族の歴史ばかり!

誕生日、私の日。私だけが特別な日!
0(ゼロ)の気持ちで、部屋を見返してみると、いかにも「私らしい!」
うん!これが、私の人生で。「悪くない!」
後悔も、失敗も、たくさん、たくさんあるけれど、
好きなものに囲まれて、今でも暮らしている、そう、今でも
「悪くない!」
この散らかった部屋も、私の好きな物だらけで「埋まっている」

私にとっての人生の中で一番大切な宝物の娘でさえ、
「誕生日おめでとう」を夜中の12時に真っ先に!私に言うために、一緒に起きていてくれる。
「悪くない!」むしろ、「上出来!」
いろんな事が思ったようにできなくて、いつも何かに追われていて、
それでも「やる気」が起きず、ダラダラと過ごしてしまう事が多い
50代。更年期のせいにするのは、いやだけど。
私が生きている時間と、娘が生きている時間と、
質も速さも全く違うのだろう。(娘の速度に付き合うと疲れる…)
ただ、時折、時間が重なって並行している「とき」があって…
私はいつもそういう「大切な事」に後から気がつく
それでも「気がつける」のは、スクラップブックを作って来られてお陰だと思う。
後から写真を使って、ゆっくりとページを仕上げている過程で
「あの時、ああだったな」「こうだったな」
「あんな顔をしていたんだな」と振り返り、思う。
「愛しい、後悔」の連続
ただ、それでも、まだ!時間は並行して進んでいる
重なる時間はある!
「今、この時を無駄にしてはいけない!」
そう思った…
一緒にいられる時間は、永遠ではない。
子供が成長して、家を出る。これは「必然!」
この悲しみ、空虚感は去年、十分味わった…
それでも今年、娘が大学の寮に入れずに、また一緒に暮らすようになって、
私が平穏な気持ちでいられる生活が続いている。
娘と一緒に暮らせる生活は、面倒ながらも、心が潤う。
「ありがとう」
誕生日のおめでとうを一何先に言ってくれて、
「ありがとう」
眠いのに起きてて、付き合ってくれて、
「ありがとう」
毎年、この時間に「おめでとう」と言うために気にかけてくれて、
「ありがとう」
ママは、人の気持ちがよくわからないね。
この自分勝手は、きっと高校生の頃から変わらない。
あの頃は自分のことだけを考えて生きていたようで、
もしかすると、今も本質は、そう変わらない。。。
本棚に飾ったトゥシューズを見つめながら、そんなことを考えていると、
今の、この気持ち…大切にしないと!
あの頃、高校生の頃の色々な葛藤…
残さなかった「自分の気持ち」
今は、書き出そうと思った…いや、書き出さないと!いけない。
本当の「ありがとう」と思った気持ちは、言葉だけじゃきっと伝わらない。
娘が1時間一緒に過ごしてくれて、ようやく私に伝わった…「おめでとう」
言葉にすることは大切だ。
だけど、その言葉の背景を加えることも大切だ。
私のような鈍感な人には、伝わりにくい、のかもしれない。
スクラップブックの中に入れ込むジャーナルも、
今日の「この気持ち!」を入れ込むためには、
心がドキッとしたその瞬間に書き出しておかないと
時間が経つと記憶が薄れてしまう。
なぜか、そんな気がして、今このブログを書いている。
もう、夜中の1時を回っているけれど。今日は私の時間。私の日。
そおして、きっとこのブログ記事は
ドキッとした瞬間、心がポッ温かくなった、瞬間、瞬間の
心の揺れ動きは、人それぞれ違う。
私の揺らぎは、私のものだけど、
きっと、あなたにも、同じような揺らぎの瞬間があるのでは?
大切にしてほしい。その時の気持ちを。
そして、書き残してほしい。
よくも、悪くも、
この日だけは、自分に意識を向けて、
自分中心に過ごして良い日、そう決めてほしい。
誕生日は、きっと自分だけの特別な日
「自分を考える日」にしてもいいんだね。
誕生日を祝ってもらう日、ではなくてね。
「自分をいたわる日」至らない自分を認める、も含めてね。
そう考えると、「誕生日」も悪くないのかなぁ。
「誕生日」のプレッシャーが薄れて、本来の目的が見えてくる。
歳を重ねても、成長した自分を「ほめる」
そう考えると、少しだけ優しい気持ちになるね。
よかったら、コメントで教えてね。
今回も、長い文章最後までお読みくださり、ありがとうございます。
追記。。。
優しいね♡そういうところ、パパに似てくれて本当によかった♡
ちなみに、アメリカ人はそういうお祝いごと、とっても大切にしていて、
今でもアメリカの義母から誕生日カードが届く。
私は、というと、クラフトに関わってカードを作っていながら、
送ったことがない。。。
形式的な、そういう感じ…とっても苦手。だから。
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