【Scrapbook in Hawaii】
今週は東京のホテルに泊まっています。
ニューサンノーと言って、主にアメリカの軍人が宿泊できるホテルで、
フランス大使館の向かい、駅は「広尾」六本木から一駅と場所がいいので、たまに、都会の空気を味わいにやってきます。
BGMはマライアキャリーの「All I want to Christmas is YOU!」が、
ちょうど、流れてきました♪
そういえば今、日曜の夜に、テレビで再放送が流れてますよね?
「29歳のクリスマス」鎌田敏夫さんの脚本のドラマで、大好きでした。
今見ても、本当に新鮮で♪ ドキドキしちゃう!
山口智子、可愛くて♪ 憧れたなぁ。今もだけど!
それにして、鎌田敏夫さんのドラマ、最高ですよね。
「金曜日の妻たちへ」なんて、家族同士の友情とか、憧れたなぁ。
ちょっと脱線…
🎄
もう、何十年も毎年、クリスマスを体験して…
一番、記憶に残っているクリスマスって…ん~、なんだろう?
きっと、色々あるのだけれど、
今でも忘れることができないクリスマスの思い出は、
今の自分へつながる、クリスマス🎄の体験。かな?
私が昔、昔、あるホテルのデザイナーとして働いている頃。
そのホテルの初めてのクリスマスのために、オーナーがアメリカからデザイナーを呼んで、クリスマスの飾りつけをしたことがあって。その時、私は彼の助手として、お手伝いしたのですが…
その時の私は20代… アメリカ人と話をするのは、初めて!
始めは大丈夫かな?と心配しましたが、意外と身振り手振りで、コミュニケーションは取れるもので驚きました。気をよくして、ちょっとした通訳なんかもしちゃったりして。どちらかというと、会話というよりも、「ここにどうする。あそこはどうする」という簡単な指示なのですが。笑
それでも最後には、私の作成した「チラシ」のデザインを見てもらうなど、色々とデザインの指導などもしてもらい、今でも忘れることのない、とても貴重な体験をさせてもらいました。
そんな彼、結構、厳しくて💦
クリスマスツリーの雪、フワフワとした雪の付け方!から、本物のモミの木を使った、クリスマスのリース作り方まで。妥協できないんです!
やり直し! No! No!
私というよりも、他のスタッフには、彼の「美観」が伝わらないようで…
ホテルや、レストランの営業が落ち着いたころから、毎晩、夜遅くまで、梯子を立てたり、ホテルのなどから吊り下げたりと、色々な飾りつけを手伝うので…毎日、ヘトヘトなのですが…
でも、私はもう、毎日が楽しくて、楽しくて!
ずっと、ず~っと! この作業がっ続けばいいのに!と思ったほど♥です。
文化祭の準備みたいで、本当に楽しかったなぁ♪
彼からは、色々なことを教わりましたが、プロとしての価値観も同時に教えてもらいました。
ツリーの飾りつけをしている時に、クリスマスのオーナメントをもう少し付け足そうということになって、「どこか売っているところがあるか?」と聞かれたので、私たちが「100円ショップでも売ってますよ!」と提案すると、No~!と怒られました。
「我々は、今のプロジェクトに、プロフェッショナルとして、誇りをもって、本物のクリスマスを演出している。そこに、安価(チープ)なものを入れてしまっては、同じクオリティが保てないだろう。」と。
それまでの私は、クオリティとか… あんまり、真剣に考えていなかったかのかもしれません。
以前、美術を専攻してた頃、アクリルの課題で「安い」アクリルの板を使って作品を提出したら、先生が渋い顔をしていたことなどを、ふと思い出し、
「そういうことか…」と、腑に落ちました。
プロは、どこか一つでも、不完全なところがあってはいけないんですね!
他の人には分からなくても、自分は知っているから!
妥協をすると、その作品に誇りが持てなくなってしまうのですね。
今では、よくわかります。
🎄
これは、私の「青い経験談」ですが、人にはそれぞれ物語がありますね。
でも、その「物語」は人に伝えないと、なかったことになってしまう…
口に出して、誰かに伝えないと、忘れ去られてしまう…ことなんです。
これはね、私の大好きな歌の歌詞
ブレンダカーライルの「The STORY」から、
この歌、パワフルな歌声もとっても素敵なんですが、歌詞を噛みしめながら聞いていると、涙が出てきてしまう。
私にとっては、ちょうど大好きなアメリカの友人が、亡くなった時と重なっているので、胸に刺さります。
「私の顔に刻まれたシワのひとつひとつが、私という人間を物語っている
今まで歩んできたたくさんの物語を
どうやって私がここにたどり着いたのかさえも、
どんな物語も、伝える人がいないと意味がないわ…
私はあなたのために生まれてきたの」
ぜひ、聞いてみてください。
歌詞を参考にしながら!
心に沁みます。涙がこみ上げてきます。
🎄
私の…というより、うちの旦那の大切な友達が、亡くなったと知らせを受けた時、私はこの曲を何度も繰り返し聞いていたので、なぜか彼女と重ね合わせて聞こえてしまったのです。私たちは、彼のことも、彼女のこともよく知っていたので、彼が彼女のために、彼女は彼のために、二人で色々なことを乗り越えて、支え合ってきたことも見てきました。
とにかく、二人は本当によく話をしていて、飲むことが二人とも大好きだったので、朝まで!ず~っと話していたの。なんていうこともありました。
そんな、色んなことを思い出していると、当時、彼女は自分のことを一生懸命に、彼に伝えていたのかなぁと、
そんなことを考えていると、曲の歌詞に重なるようで、涙が出てきてしまうのです。
🎄
本当に、人生、色々とありますよね。特に国際結婚って、かっこよく見えるかもしれないけれど、内情は結構、大変なんです。
長続きするカップルは、半分くらい…
本当に、しんどい時、精神が壊れそうになるとき…
自分が誰だか見失ってしまう時… あります。
自分は日本人なの? アメリカ人なの? 私は誰? なんて。
そんな人生でも、この歌詞のように、
年を取ると、顔のシワも増える。けれど、それは色んなことを乗り越えて生きてきた証。一生懸命に生きてきた証。そう思うと、
少し愛おしくなります。
シワの1本、1本が、「自分」の人生を物語っている、のだから
それは、世界にたった一つしかない、大切な「物語」です!
でも、その「物語」は、
口に出して、
文字にして、
人に伝えない限り、
誰にも分からない。存在しないものになってしまう。
それは、少し、悲しいですね。
🎄
せめて、自分の大切な人には、「生きた証」を伝えたいと思いませんか?
🎄
そう思うと、私。
スクラップブックはとても素敵なツールだと思うんです!
写真で、文字で、気持ちを残す。
インスタや、Facebookのように、世界中の人に伝える必要はないんです。
アルバムを開いて、ジャーナルを読んだ人には、伝わる。
伝えたい人に、残す。
それが、あなたの「生きた証」だとしたら?
私には、スクラップブックを作らない、理由が分からない!笑
もちろん、手作業が苦手な人、いすに座ってモノ作りをすることが嫌いな人
たくさんいると思います。
でも、どんな手段でも、構わない。
自分の「物語」を残すことを、考えてみてください。
私たちは「映画」とか、「小説」とか、書くことはできないけれど、写真をまとめて「人生史」を作ることはできると思う。
🎄
今回は、少し早いクリスマス・バケーション♪
東京に来ると、いつもシンデレラのように時間に追われて慌ただしく帰らないといけないので、今回はホテルを取って、ゆっくりとお友だちと会う時間を作りました。
1日目、2日目、3日目と、友だちに会ったり、用事を済まし、
4日目にようやく家族の時間。「六本木ヒルズ」の夜景を見にいきました。
少し気が早いけれど、十分にクリスマスを味わって、満足です。
🎄
慌ててかいているので、とりとめもない文章ですが、
The Storyの曲を聴きながら、心が揺さぶられ、昔を思い出して
こんな時間もたまには必要。
前を向いて歩いているだけが、人生ではないですよね?
少し立ち止まって、振り返ってみることも、大切。
そんな時間は、心が「キュン♥」となる時間です。
写真は、ニューサンノーに飾ってあるクリスマスツリー🎄
ぶらっと歩いて写しただけで、5個もありました。
きっと、もっとあるのだろうなぁ♪
スタッフの人たちは、夜な夜な飾りつけをしたのでしょうね。
楽しい人もいれば、面倒だなぁという人もいたでしょう。
そんなツリーを横目に、自分の懐かしい「物語」を思い出しました。
あなたのクリスマスの思い出は?何ですか?
それもひとつの、あなたの「物語」です。
【ポール】
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