【Scrapbook in Hawaii】
新しいこと
古いこと
あなたはどっちが好き?
新しいことを始める時って何か「ウキウキ」しませんか?
「どんな感じなんだろう」って、
期待感で胸が「ワクワク」したり、
「私にもできるかなぁ?」なんて、
ちょっと「ドキドキ」したり…
それでも人生50年も生きていると「期待値の基準」が上がり、
「どうせ、○○みたいなものでしょう?」
「私も一度、やったことあるわぁ↷」なんて、
挑戦する前から後ろ向きになったり…
どうしちゃったの? 私!(50代/女性)
更年期? そうかもしれない。
無駄使い? そうかもしれない。
でもさぁ、人生なんて無駄の塊じゃない?
私ね、昔々、バレエを10年以上もやっていたんです。
結局、思春期の時に「私以外にもたくさん上手な人がいる」って気づいて辞めたのだけれども。
そもそも、そんなことを言ってしまえば、オルガンにしかり、水泳にしかり、それまで一生懸命?に努力した時間や、かかった費用は全部無駄になってしまう。
今でもその頃の体形が維持できているわけじゃないし、家で音楽を奏でるわけでもないし。
今残っているものと言えば、
どこかにしまい込んであるトウシューズと、
私のかすかな記憶だけ
そう思っていたけれど…
何年か前に、実家の大掃除を手伝っているときに、
昔の写真が出てきて盛り上がったことがありました。
私が束になったバラバラの写真を整理しながら見ていると、
母親が夕食の準備の手を止めて「あの時はね、お母さんたちが衣装を手作りしたのよ」と加わり、
そのうち父親も庭仕事の手を止めて「リサイタルの日に両親が遅れちゃって、お姉ちゃん(私)が泣いちゃってね~」と、からかいながら加わり…
終いには、お茶まで入れて、
家族揃ってテーブルを囲んで、
思い出話に花が咲いてしまいました。
結局、夕食や大掃除はどうなったんだろう?笑
それまで私の記憶にはなかった、
それぞれの「家族の思い出」のストーリーがたくさん追加され…
時間が巻き戻っていくたびに、
少しだけ大人を忘れて
謙虚な気持ちになっていった…
今では、あの時に昔を思い返して楽しんだ時間も
「幸せな家族の時間」として
今の思い出へとつながっているのだと感じます。
古いもの
だけど、
新しい…
写真を使ったスクラップブックは、
「人生のスケッチブック」
たまに自分自身が忘れてしまいます。
無駄じゃない!
たくさんの人とつながって、たくさんの人と生きているこの時代、迷宮のラビリンスにはまり込んでしまう時間のほうが長くなってしまうけれど。
きっと人生の中で無駄なことなんて、
そんなにない!はず。
立ち止まって、考える。
前向きに、考える。
それでも抜け出せない時は、
歩いてきた道を、
振り返って、思い出す。
原動力は自分の中に眠っている!
今朝はそんなことを考えて、
少しだけ前向きに、
すがすがしい気分になり、
久しぶりに「自分の」写真整理をしようと思いました!
【小梅】
スクラップブック作りで過去と未来の架け渡し!
・思い出を旅する時間
・未来へつなぐ愛
「魔法のクラフト」のページ作りは、過去を旅するリターン・チケットです。
クラスでは昔の思い出話や、写真の背景を自由に語ってもらいながら、アメリカン・ペーパークラフトの新しい世界を楽しんでいただいています。
あなたの「青い鳥」を呼び覚ましましょう!
ぜひ一度クラスのほうにご参加ください!