最近、CTMHのアートスタジオでは、油性インクを使って楽しい検証実験が行われました!
実は黒のインクといっても様々な種類があるので、ご紹介します。
黒のインクの種類: Archival Black 、 Intense Black 、StazOn ink pad
長く愛用されている「アーカイバル黒」 Archival Blackに、新しい「インテンス黒」 Intense Black、そして見落としがちな「スタッズオン」StazOn ink pad
今このブログを見ているあなたを含め、ペーパークラフターの多くは主にペーパーを使ってモノ作りをしています。スクラップブックもカード作りもペーパーを使っています。
さぁ、ここで「スタッズオン」StazOn ink インクを使って、クラフトの翼を広げてみましょう!「スタッズオン」StazOn ink インクは紙以外にも、凹凸がある材質のものや、表面がツルツルしたガラスやプラスティック、また陶器などにも使えるんですよ。
〈しっかり乾かして!〉
油性インクでスタンプは水性のインクよりも乾きにくいので、スタンプを押した面が完全に乾くまで触れずにそのまま放置することがポイントです!
さぁ、検証スタート!
ほら、思った通りきれいに押すことができましたよ!
1.スタンプを上手に押すときのヒント
上の写真の「シェーカーの窓」のように表面がツルツルした材質はスタンプが滑りやすいので、スタンプを押すときには両手でしっかりと固定しながら、まっ直ぐに押してください(できれば、息を止めて!)。ここで少しでも手が動くと模様の輪郭がぼやけてしまうので慎重に!スタンプを離す時もひねったりせずに真上に離す。まっ直ぐに押して、まっ直ぐに離す。これがスタンプをきれいに押すコツです!
2.スタンプおまけのヒント
スタンプに失敗してしまったとき。表面がツルツルした材質のものならウエットタオル(ウエットワイプ)で拭き取って、また押しなすことができます!
〈NG編〉
ただし革や写真などは大きなシミになってしまうのでウエットシートで拭き取るのはNGです。また、「スプリッツクリーナー」My Acrylix® Spritz Cleanerは修正には向きません。修正が必要な場合はウエットタオルを使ってください。
3.「スタッズインク」の作品を作るときの手順
「スタッズオン」StazOn ink は、まず始めにスタンプを押しておきます。インクを乾かしている間に、他の作業に取り掛かかれるので、お勧めです!
次の材質は、凸凹があって、ツルツルしていない…どうでしょうか?
浸透性のある材質のものには、インクが染み出て模様がきれいに写りませんでした。結果を踏まえ、凹凸のない素材や、凹凸の少ない材質のほうがスタンプを押すときに向いている、という結論が出ました。パチパチパチ…
〈それでも!〉
そうですね。それでも、どうしても!という時のためのトリックをご紹介します。
〈アクリル・シーラー〉
このミニアルバムMade with Love mini album workshopのような木材にスタンプを押すときには、クリア・マットのアクリル・シーラーを使うといいです。
木製の「アルバム」の表紙にスタンプを押す前に、気の表面に「クリア・フィニッシュ」のスプレーを吹きかけます(もしMod Podgeが手に入ればこちらでもOK)。
〈しっかり乾かして!〉
ここでも、スタンプを押す前にはシーラーをしっかりと乾かせること。念のため少し長めに乾かしましょう。
〈楽しみ!〉
これからはアクリル、ガラス、木製などのケースにも、スタンプを押してオリジナルな作品作りが楽しめそうです。アルファベットのスタンプを使えばファイルやケースにも、テプラなしでも名前を付けることができる。創作の幅はますます広がっていきますね!
そう、スタンプはペーパーだけじゃない、色んなものに使うことができる!
今回は、CTMHのアートスタジオから、たくさん勉強することができました。
あなたは「スタッズオン」StazOnのインクを使って、何にスタンプをしますか?
ぜひ、機会があったら教えてくださいね!
私も早速、スタンプができそうなものを見つけてみようっと!
Happy Stamping!
【小梅】from Make it from Your Heart:Blog