【Scrapbook in Hawaii】
まず、行列には並ばない!
流行には乗らない!
昔からアンチな性格だったので、この部分は変わっていないのだけれど…
私は20年前、日本を卒業しました。
いつ戻るかわからない、日本を捨てる覚悟で、アメリカに渡りました。
空っぽになった後は、受け入れるしかない!
それからは、毎日が「吸収」です。
まぁ、アメリカなので、見るもの、聞くもの、目新しく「すごい!すごい!」の連続。
今、考えてみると、吸収したからこそ、次に進めた。
吸収すると、目の前の世界がどんどん開けてくるんです!
「もっと、もっと!」
自分の可能性が限りなく、高まってくるのを肌で感じました。
5年前に移動になり、ようやく日本に帰ってきました。
「やった~!今まで培った技術で、日本でもたくさんの人にスクラップブックを教えるぞ~」意気揚々と、帰ってきたのですが。全く手ごたえがありませんでした。
それどころか、日本の生活は「あれ?なんか息苦しい」
学校も、近所付き合いも、テニスのサークルでさえも。
なんだか暗黙の上下関係があって、従ったほうが無難というような、空気。
アメリカの自由さに慣れてしまっていたので、日本の生活に窮屈さを感じました。
今の時代、少し自分の考えを停止して、歩調を他の人と合わせてみると、途端に大きな渦に飲み込まれてしまうような錯覚に陥ります。
「うん、うん」「いいね」と他人に歩調を合わせていると、気が付くと「ディズニーランドの長蛇の列で並んでいる」なんていうことに!
流されてしまう。他の人がいいというものに。
特に都会は「ハイペース!」街でも、電車でも、人の波に乗らないと改札から出ることもできない。
いつも思います。都会で働く人は大変だなぁ。
人込みの中、自分の意思を殺して、黙って、目的地に向かう。
あまりのネガティブなパワーに電車に乗るだけで疲れてしまいます。
私はアメリカで自由を体験しました。
我慢しなくてもいいし、やりたくないことはやらなくてもいい。
また、スクラップブックを作っているので、外側から「自分」を観察することができる。
そうすると、たくさんの矛盾が見えてきます。
「これが、本当にしたいことなのかなぁ?」
「この人、本当に信用できるのかしら?」
流されている中では見えなかった、「たさくん」のことが見えてきます!
一度、立ち止まってみよう!
まるで、ラッシュアワーの駅の中、人の流れに立ち向かうように!
流されないように!足を踏ん張って!
私たちは「自分」を生きているんです!
自分で「考える力」が必要。
「自分は何をしたいのか」
「自分は何がいやなのか」
もうちょっと自分に「わがまま」になってもいいと思う。
明日の幸せを探す♬【小梅】